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吉住京子
メルボルン在住のオーストラリアでは珍しい日本人ファイナンシャル・プランナー。
難しいお金のことを分かりやすくアドバイスする「お金の専門家」として、個人からビジネス・オーナーまで幅広いクライアントを持つ。日本人コミュニティー向けメディアでの連載記事やセミナーなどでも活躍中。
HP : www.fpkyoko.com.au

2014年オーストラリアの連邦国家予算案、自分にはどう影響しますか?

2014年5月13日 にオーストラリアの連邦国家予算案が発表されました。
どうなるかと色々なうわさが流れていましたが、打ち出された予算案はオーストラリアの長期にある負債を少なくして経済的に強い国家を作るための政策だといっています。

 

 

さて、それはともかく、私たちにどう関係するのか、変更するポイントを見てみましょう。

  2015年の7月より今まで無料だったBulk billingのMedical GP(ドクター)でも$7の自己負担の支払いが必要になります。16歳以下、Concessionの方は最初の10回までこの支払いをしなければなりません。また医薬品価格も上昇するようです。

  今までは65歳からもらえていたペンション。需給年齢が2023年にむけ67歳まで引き上げだったのが、さらに2035年に向けて70歳に引きあがります。

  ペンションや障害者保護の支払いなどはレートの上昇率が下がります。

  2015年の1月より25歳以上30歳以下で無職の場合、センターリンクからNew startやYouth allowanceなどの助成金を貰うまで6ヶ月待たないといけません。25歳以下にはこのサポートはありません。

  7月1日より、6ヶ月以上無職の50歳以上の再就職を促進するよう、雇用者の賃金補助金が最高$10,000おります。

  2016年から大学やTafeなど教育機関の資金の制限が緩和されます。ということは教育機関の好きなように授業料を上げ下げ可能。授業料が高くなる場合もありますね。そしてHECSの金利引き上げ。また$51,309以上の所得保持者は支払い義務あり。

  116億ドルかけて西シドニーとメルボルンのEast West Linkインフラの向上。これは仕事が増えることを意味しています。

  将来の生産性向上、道路の資金調達の持続可能な供給源を確立する ため2014年8月1日から燃料税導入。っということはガソリンが又高くなり、その為 物価の上昇も考えられますね。

  $180,000以上の所得の人は3年間更に2%の税金課税。高所得者は47%の税率となります。例えば$200,000の年収の場合、$180,000以上の$20,000に対して2%の税金がエクストラにかかるので$400の支払いになります。

  Family tax benefit Bの受給資格が厳しくなり、現在$150,000 Combine incomeまでもらえていたのが$100,000以下になり、今まで18歳までもらえていた助成金は一番下の子が6歳になるまでしか貰えないようになります。

  シングルペアレントの場合は子供が6歳から12歳の間は1年$750をもらえます。

  2020年までに200億ドルほどの医学研究の将来基金を設立。これは$7の医療自己負担のうちの$5がこの資金に当てられます。

  全体像 としては2024-25年までにGDPを1パーセント優に超える黒字を予測。

この他にも様々な変更がなされ、特にCommonwealth Seniors Health CardやFamily Tax Benefit A & Bにはかなりの変更がされています。

以上のことを見てみると、この予算案で子供のいる家族や学生、高所得者やリタイアメント層など多くの方が影響を受けると思います。多く税金を取られたり、今までの保護がなくなったり、少なくなったりすると思います。自分のプランを賢く作っていきましょう。