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アデレードで活躍する日本人にインタビュー。アデレードを訪れた経緯や現在の活動、これからのことなどについて聞いてみた。
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あきらめない気持ち

CPA 公認会計士
富樫 恭子(とがし きょうこ)

UniSAの修士課程卒業後Mistubishi Motors Australia にFinancial Analystとして勤務する富樫さん。CPAの資格を取得する傍ら特技のピアノの上達を目指すなど、いつも挑戦する気持ちを大切にしながらアデレードライフを満喫している。

直感を信じて
「将来、オーストラリアに永住しよう」。直観的にそう決めたのは大学生のときに短期留学で訪れたパースだった。おおらかで伸び伸びした雰囲気とフレンドリーな人たちに触発されたひらめき。帰国後早速、富樫さんのオーストラリア永住計画はスタートした。

日本の大学の会計学部を卒業後、証券・金融関係の会社に就いて着実にスキルアップを図り、満を持して2005年に再渡豪。アデレードの語学学校CELUSAで必死に英語を習得した後、永住ビザ取得に有利だとされる会計学を勉強するためUniSAのMaster of Business (Accounting)へ進んだ。大学院での勉強は思ったよりも大変だったが、その分しっかり身についたと言う。そして卒業後、念願の永住ビザを取得した。

 

インターンシップを経て就職
大学院在学中、オーストラリアでの就職を視野にインターンシップを検討していた富樫さん。希望は日本企業のMistubishi Motorsだった。自分のスキルと知識を活かしながらインターンシップを通じてさらにそれらを高めていくことを期待していたが、当時Mistubishi Motorsではインターンシップの募集をしておらず、就職活動さながらに先ずは自分の売り込みからスタートさせることとなった。HR担当者との面談を申し込むために何度も履歴書を持って直接会社へ足を運ぶうちにその姿勢が認められ、インターンシップの機会を作って与えてもらえることに成功した。「1度や2度だめでも、あきらめずに行動してみることが大切だと思います。オーストラリアはその積極さを見てくれる国。一生懸命努力すれば、きっと報われると思います」。

その後、インターンシップでの勤勉な姿が認められ、富樫さんは大学院卒業後そのまま正社員としてMistubishi Motorsに採用された。5年目になる現在は、Financeチームの一員として自動車の収益とコストの予算作成、実績の分析を始め、自動車価格の収益性調査など経営に関わる仕事を担当し、責任とやりがいを感じながら仕事に取り組む毎日だ。

 

プライベートでも挑戦
今までに訪れた国の数は33。大の旅行好きの富樫さんの渡航先は、北米から東南アジア、アフリカなど多方面にわたり、内容もバックパッカーから英語教育ボランティアまで様々だ。3年前に訪れたケニアでは「マサイ族の人たちと仲良くなって一緒にジャンプしてきました。彼らは本当に高くジャンプするんですよ。オリンピック選手にしようと、海外からスカウトが来るぐらい」。富樫さんの話はまるで旅行番組を見ているかのようにリアルで面白い。

仕事ばかりでなく趣味もあきらめずに、どんどんチャレンジしていく富樫さんの次の目標は、自身のピアノリサイタルを開くこと。幼い頃から始めたピアノの腕前は、11段階のレベル中11段階目で一人前のピアニストといわれるオーストラリアにあって、現在8段階目。富樫さんの努力は一歩一歩着実に目標達成へと向かっている。

取材:2013年3月