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世界のトップに!

 

プロラクロスプレーヤー

山田 幸代(やまだ さちよ)

ラクロスの南オーストラリア州リーグのチーム「Wilderness (ウィルダネス)」で現在5年目のシーズンを戦っている山田さん。日本唯一のプロラクロスプレーヤーとしてこれまで日本代表としてワールドカップに出場するほか、日本で所属するNLC Scherzo(大阪)を昨年日本一に導くなど、輝かしい実績をもつ。しかし、山田さんの現在の目標はオーストラリア代表として2013年のワールドカップに出場し、そこで世界の頂点に立つことだ。


日本を出るという決断
これまでプロとしてラクロスに取り組み、日本代表としてプレーし、季節の違いを利用して日本とオーストラリア双方のチームに所属して常にラクロスとともに歩んできた山田さんだからわかる、日本と世界の差。今日本女子は世界ランク7位だが、世界2強といわれるオーストラリア、アメリカと日本との実力の差は数字以上だという。
山田さんにはラクロスを始めたときからの大きな夢がある。これまで日本人では誰も成し得たことがない「ラクロスで金メダル」を獲ること。2013年のワールドカップで日本がそれを達成するのは現実的には大変厳しいが、すでに4年のシーズンをオーストラリア国内リーグで過ごし、SA州リーグのMVPに選ばれるなど活躍が評価されている山田さんには「オーストラリア代表になる」というもう一つの選択肢があった。 しかし、ラクロス界のルールとして一度他の国の代表選考にトライしたら、たとえ代表にならなかったとしても、もう2度と自分の国の代表として国際試合に出ることはできなくなる。大きな決断だったが、山田さんに迷いはなかった。「日本代表として世界のベスト4になるよりも、オーストラリア代表になる方が難しい。でも、自分の気持ちに正直になろう。チャンスがあるのだからチャレンジしよう。世界のトップの国で代表になって世界の頂点に立とう」。

 

日本、そして子どもたちの役に立ちたい
自分の夢を達成するための大きなチャレンジ。でもそこには山田さんらしい他への思慮深い考えがある。
「正直、私が最後まで日本代表として頑張っても今の下位リーグからTOPリーグに上げて後輩たちに引き継ぐ程度かもしれない。でももし世界のトップレベルで自分がプレーできたなら、今後コーチ役などでその経験を生かしてもっと日本の役に立つことができる」。また、大の子ども好きの山田さんは「チャレンジするということを自分もやってみたい! がんばりたい! 子どもたちがもっとそう思ってもらえるように頑張りたいです」。

 

夢への道のり
2013年7月、カナダでのワールドカップに向けたオーストラリア代表メンバー18人の選考は昨年から始まっている。これまで数回のトライアウトの結果、当初の80人が2012年6月時点では35人まで絞られた。1回選考から落ちれば敗者復活がないサバイバルレース。「さすが世界のトップチーム。レベルはメチャメチャ高いです!」という山田さんだが、もちろん35人の1人。今年8月で30歳。プレーヤーとして最も充実している時であることに加え、「自分でもめっちゃ楽しみです」というそのポジティブな姿勢が良い成績を生み出している。
今後は8月、10月、そして12月から2013年1月にかけての最終選考を経て代表メンバー18人が決定する。
山田さんをみんなで応援しよう!

山田幸代オフィシャルブログ:「楽球 Lacrosse is Life」 http://ameblo.jp/sachiyolax/

取材:2012年6月