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オーストラリアでの留学生活で野球に真剣に取り組んでいる空海理さん。クラブチームにも参加しながら野球の技術を磨き、将来は英語を活かしながら野球に携わる仕事に就くことを考えている。


勉強と野球の両立

空海理さんは日本の中学校を卒業後すぐにアデレードにやってきた。小学校から中学校にかけての6年間は厳しい練習をこなしながら本格的に野球に取り組んだが、日本の高校に進学して野球を続けなかったことには大きな理由があった。「不況で大変そうな日本でも、英語が話せたり国際的な視野があれば自分の将来はきっと変わってくる」という確信だった。中学校時代は英語が得意だったこともあり、迷うことなく中学校卒業後の留学を決意。両親には最初は驚かれたが、姉のサポートもあって最後は理解してもらいオーストラリアへの留学が決まった。
「最初はニュージーランドに留学しようと思っていました。でも野球のことを考えるとオーストラリアになりました」と語る空海理さんが最終的に決めた留学先は、オーストラリアでもトップクラスの野球環境を備えるSeaton High Schoolだった。Seaton High Schoolでは野球を教科の一つとして行っていて、他州でやはり野球を取り入れる学校への遠征試合がある他、学校内の野球施設も充実。プロ選手も練習のために来ているほどだという。
Adelaide Secondary School of Englishで1年間英語を集中的に学び、現在はSeaton High Schoolでの生活も1年目が終了。友達もたくさんでき、勉強と野球の両立も順調に進んでいる。実は空海理さんには人に名前を覚えてもらいやすい利点がある。「“ソウリ”と自己紹介すると『何で謝るんだ?』と聞かれます」。


卒業後の計画

空海理さんの野球生活は学校の外にも大きく広がっている。アデレードには13の野球クラブチームがあるが、各クラブにはAからCまで3つのレベルがあり、空海理さんは現在Bレベルでピッチャーとして頑張っている。さらに、アデレードのプロチーム Adelaide Bitesのバッティングピッチャーも務めている空海理さん。オーストラリアで野球をしていて感じることは、「プロとアマチュアとの壁がない」こと。
Seaton High School卒業後のプランは、一度日本に帰国して日本の大学でビジネスに通用する力をじっくり身につけた後再びアデレードに戻ってAdelaide Bitesで仕事をすること。
Adelaide Bitesの監督にお世話になっているのを始め、オーストラリアに来てから色々な人からたくさんのサポートをいただいたことに「恩返ししたいし、自分が英語を学んだ地で活躍したい」。そんな気持ちを抱きながら、空海理さんは残り1年間の留学生活に全力投球していく。

 

取材:2011年12月

 

留学先
Seaton High School(シートン・ハイスクール)
Glenburnie Street SEATON SA 5023 Australia
http://www.seatonhs.sa.edu.au/  

 

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